江戸惣鹿子(読み)えどそうがのこ

日本歴史地名大系 「江戸惣鹿子」の解説

江戸惣鹿子
えどそうがのこ

七巻七冊 松月堂不角(立羽千翁)

成立 元禄二年自序・自跋・刊

解説 元禄二年版は静嘉堂文庫・東京大学(三巻三冊)・都立中央図書館などが所蔵ほかに元禄六年版・正徳三年版・刊行年不明がある。貞享四年に刊行された藤田理兵衛の著作「江戸鹿子」六巻六冊を補正したもの。同書には武家屋敷などの記述がなく、これを書加え第一巻とし、以下原本の巻数を繰下げ全七巻とした。さらに名所案内書物として挿絵のないことから、四〇図を加える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む