池塘春草の夢(読み)チトウシュンソウノユメ

デジタル大辞泉 「池塘春草の夢」の意味・読み・例文・類語

池塘ちとう春草しゅんそうゆめ

朱熹「偶成詩」の一節》池の堤の春草の上で見た夢。夢の多い少年時代・青春時代の楽しさ、またそのはかなさのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「池塘春草の夢」の意味・読み・例文・類語

ちとう【池塘】 春草(しゅんそう)の夢(ゆめ)

  1. ( 謝霊運の「登池上楼詩」をふまえて朱熹が作ったとされる「偶成詩」の「未覚池塘春草夢、階前梧葉已秋声」による ) 池の堤の春草の上でまどろんだ少年の夢。さめたとも思われぬうちに、気づいてみれば秋、少年はすでに老人になっている。

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