池奥村(読み)いけおくむら

日本歴史地名大系 「池奥村」の解説

池奥村
いけおくむら

[現在地名]浅井町池奥

須賀谷すがたに村の北東小谷おだに山の南東麓に位置。南部に西にし池がある。「輿地志略」によれば、小谷山内にある岩穴は高畑たかはた波久奴はくぬ神社奥院とされていた。寛永石高帳によれば高一三三石余。領主の変遷は村に同じ。延宝五年(一六七七)瓜生村申状案(瓜生共有文書)によると、当村と瓜生うりゆう村には荒地がなかったため西池が両村の草刈場と定められていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android