池水の(読み)いけみずの

精選版 日本国語大辞典 「池水の」の意味・読み・例文・類語

いけみず‐のいけみづ‥【池水の】

  1. 池の水を引く設備の楲(いい)は「言い」に、池水の底の意から「そこ」「下」「深き」に、また池の堤の意から「つつむ」にかかる。
    1. [初出の実例]「池水のいひいづる事のかたければみごもりながら年ぞへにける〈藤原敦忠〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋四・八九〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android