池水(読み)チスイ

精選版 日本国語大辞典 「池水」の意味・読み・例文・類語

いけ‐みず‥みづ【池水】

  1. 〘 名詞 〙 池にたたえた水。池の水。
    1. [初出の実例]「伊気美豆(イケミヅ)に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木(あしび)の花を袖にこきれな」(出典万葉集(8C後)二〇・四五一二)

ち‐すい【池水】

  1. 〘 名詞 〙 池の水。いけみず。
    1. [初出の実例]「寒天月気夜冷々、池水凍来鏡面瑩」(出典:新撰万葉集(893‐913)上)
    2. [その他の文献]〔王羲之‐与人書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「池水」の読み・字形・画数・意味

【池水】ちすい

池の水。晋・王羲之〔人に与ふる書〕張、池に臨みて書を學ぶに、池水盡(ことごと)くし。

字通「池」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android