池永城跡(読み)いけながじようあと

日本歴史地名大系 「池永城跡」の解説

池永城跡
いけながじようあと

[現在地名]中津市上池永

大貞おおさだ台地西縁で、勅使ちよくし道と宇佐道吹上ふきあげ坂との中間に位置する。こも神社大宮司池永氏の城屋敷跡である。文明年間(一四六九―八七)と推定される九月二七日の三郎左衛門書状案(永弘文書)によれば、池永近江守は大内氏の被官であったが上意に背いて没落した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android