新撰 芸能人物事典 明治~平成 「池真理子」の解説
池 真理子
イケ マリコ
- 職業
- 歌手
- 別名
- 旧芸名=三日月 美夜子
- 生年月日
- 大正7年 1月2日
- 出生地
- 東京市 本所区東両国(東京都 墨田区)
- 学歴
- 平安女学院中退
- 経歴
- 三日月美夜子の芸名で宝塚歌劇団に入団。のちジミー原田のバンドのジャズ歌手となる。昭和21年「愛のスイング」でコロムビアから歌手デビュー。戦後の混乱期の中“スイングの女王”として人気を得る。ヒット曲に「ボタンとリボン」がある。35年から1年間、ニューヨークでジャズを学び、40年からはラテンに転向し南米のフォルクローレを研究、62年からはロシア語を学ぶ。この間57年二葉あき子、並木路子らコロムビア専属歌手と五人会を結成、61年歌手生活45周年記念リサイタル「歌巡礼45年」、平成2年「歌巡礼50年」開催。同年ペルーのミルク基金(事務局03-3426-3931)を設立、この活動で外務大臣表彰を受ける。7年には日本コロムビア専属50周年記念として、新曲「悲しみの中に座ってみよう」を発表。また、岡本敦郎、並木路子とジョイントコンサートを開催。
- 没年月日
- 平成12年 5月30日 (2000年)
- 親族
- 義父=鈴木 大拙(禅思想家)
- 伝記
- 大久保怜のナツメロの人々人生のプラットホーム―歌ひと筋に生きて 大久保 怜 著二葉 あき子 著(発行元 燃焼社東京新聞出版局 ’02’88発行)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報