池運上(読み)イケウンジョウ

デジタル大辞泉 「池運上」の意味・読み・例文・類語

いけ‐うんじょう〔‐ウンジヤウ〕【池運上】

江戸時代雑税の一。池の水草や魚などを取るときに、池の持ち主や請負人一定期間上納した金銭

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精選版 日本国語大辞典 「池運上」の意味・読み・例文・類語

いけ‐うんじょう‥ウンジャウ【池運上】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、水草や鯉鮒などを取るため、一定の期間その池全体の差配を請負った者が納める金銭。池役と異なり年季を限っている。〔地方凡例録(1794)〕

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世界大百科事典(旧版)内の池運上の言及

【運上】より

… 簗(やな)運上川魚を捕る簗に対して課すもの。 池運上池からの漁獲を見込んで持主に課すもの。 鉄砲運上狩猟を生業とする猟師銃とイノシシ,猿などの害獣を追い払う威(おどし)鉄砲に分けこれに課すもの。…

※「池運上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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