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雑税 ざつぜいza-shui; tsa-shui

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雑税
ざつぜい
za-shui; tsa-shui

中国における正税以外の税。『六部成語』に,正税を注解して,「地丁および海陸各関で徴するところは皆正税といい,その余はすべて雑税となす」とみえる。起源は漢代にみえるが,顕著となったのは唐中期以降で,除陌 (じょはく) 銭,間架銭が有名。五代,宋では正税に付随して徴するので沿徴,沿納ともいわれ,また雑変の賦も本来雑税である。農民に農器の自鋳を認めるかわりに課税する農器銭,運搬途中の減り米を加徴する耗 (雀鼠耗〈じゃくそこう〉) ,その他牛皮銭,義倉銭,橋道銭,進際銭など種々雑多であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ざつ‐ぜい【雑税】

基本的な租税以外の種々の税。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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