沍陰(読み)ごいん

精選版 日本国語大辞典 「沍陰」の意味・読み・例文・類語

ご‐いん【沍陰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「沍」は寒い、凍るの意 ) 陰気がむすぶこと。寒さがきびしく、凍りつくこと。
    1. [初出の実例]「酒泉郡の民 一頃だにもいまだ沍陰(ごいん)の地を知らず〈大江匡衡〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔子華子‐執中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む