沙汰がまし(読み)さたがまし

精選版 日本国語大辞典 「沙汰がまし」の意味・読み・例文・類語

さた‐がまし【沙汰がまし】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がまし」は接尾語 ) いろいろとうわさになるようである。表立って問題とするようである。また、あれこれ理屈を述べたがるさまである。
    1. [初出の実例]「なかなかさたがましくて悪しかりなん」(出典:増鏡(1368‐76頃)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android