沙汰無し(読み)サタナシ

デジタル大辞泉 「沙汰無し」の意味・読み・例文・類語

さた‐なし【沙汰無し】

[名・形動]
取り立てて問題にしないこと。不問に付すこと。「沙汰無しに済ます」
便りや訪れのないこと。また、そのさま。無沙汰。「このところ、とんと沙汰無しだ」
他に知らせないこと。また、そのさま。
「其の夜―に行方しらずなりにき」〈浮・一代男・三〉
とりやめること。また、そのさま。さたやみ。
「夜ぬけの事は―にして」〈浮・織留・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 沙汰

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む