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沙汰無し サタナシ

デジタル大辞泉の解説

さた‐なし【沙汰無し】

[名・形動]
取り立てて問題にしないこと。不問に付すこと。「沙汰無しに済ます」
便りや訪れのないこと。また、そのさま。無沙汰。「このところ、とんと沙汰無しだ」
他に知らせないこと。また、そのさま。
「其の夜―に行方しらずなりにき」〈浮・一代男・三〉
とりやめること。また、そのさま。さたやみ。
「夜ぬけの事は―にして」〈浮・織留・二〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

さたなし【沙汰無し】

命令や便りが何もないこと。無沙汰。 「その件については全く-だ」
とがめだてがないこと。問題にしないこと。 「彼の罪状については-となった」
表沙汰ざたにしないこと。 「それならば言うて聞かせうが、必ず-でおりやるぞや/狂言・米市 虎寛本
とりやめにすること。中止。 「夜ぬけの事は-にして/浮世草子・織留 2

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