河原新村
かわらしんむら
[現在地名]富山市大島
常願寺川左岸に近い平地にある。北陸街道(巡見使道)南接の東双代村から秋吉新村・山室町村を経て当村東隣の大中島村で五百石往来に合流する道が集落内を通る。集落西方の同川水系広田用水の対岸は山室町村。川原新村とも記す。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高七六石、免三ツ五歩。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では免は三ツ九歩となる(三箇国高物成帳)。のち数回の手上高があり、天保一一年(一八四〇)の打銀高一〇二石、免三ツ九歩(「高免帳」杉木家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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