日本歴史地名大系 「山室町村」の解説 山室町村やまむろまちむら 富山県:富山市旧上新川郡地区山室町村[現在地名]富山市町村(まちむら)常願寺川左岸に近く、五百石(ごひやつこく)往来南沿いに位置する。南東は古寺(ふるでら)村。正保郷帳では「山室ノ町村」とみえ、高三〇九石余、田方二〇町二反余・畑方四反、新田高二三石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では町村と記され、草高六四〇石、免三ツ、小物成は鮎川役七匁(三箇国高物成帳)。所属組は荒川(あらかわ)村と同じ。灌漑には常願寺川荒川口取入れの町村用水を利用(富山市史)。天保一五年(一八四四)には草高六四三石のほかに飛地として三五石の分卦手上高があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by