百科事典マイペディア 「河口ぜき」の意味・わかりやすい解説 河口ぜき(堰)【かこうぜき】 主として渇水時の塩水の遡上防止と新たな水源開発を目的として,河川の河口付近に造られるせき。建設以前の生態系を保持するためには,河川の流量変化や潮の干満に応じた複雑なゲート操作をすること,せき上流の塩分濃度監視設備を整えることなどが必要となるが,完全に保持することは困難で,漁業補償や生態系への影響が問題となっている。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by