河和上村(読み)こうわかみむら

日本歴史地名大系 「河和上村」の解説

河和上村
こうわかみむら

[現在地名]美濃市上河和かみこうわ

曲流する長良川左岸に位置する須原すわら谷の山方の村。南は河和下村。上河和とも記す。明暦年間(一六五五―五八)以前に河和村が上下に分れたと考えられる。元禄郷帳に河和上村とみえ、高一一九石余、尾張藩領として幕末に至る。「濃州徇行記」の上河和村の条では高一九二石余、田畑二〇町余、見取田畑二町余、山は九〇町九反余(うち百姓控二二町九反余・村中入会芝草山六五町四反)で山高一六石、家数九二・人数四〇七、馬六・牛一一、楮一町五反余・茶畑五反余があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android