河村 禎二(読み)カワムラ テイジ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「河村 禎二」の解説

河村 禎二
カワムラ テイジ


職業
能楽師(観世流シテ方)

肩書
河村能舞台当主

生年月日
大正12年 4月22日

出身地
京都府 京都市

経歴
能楽師・河村北星の二男で、兄の河村道也、弟の河村隆司も能楽師。12代目林喜右衛門に師事し、迫力のある力強い芸風と堅実な舞台ぶりに定評があった。昭和31年父や弟と河村能舞台を設立。女性のための能を知る会を開催するなど、能の普及にも尽力した。50年から日本能楽会会員。平成4年京都市を訪れたゴルバチョフ元ソ連大統領の前で能を披露した。

受賞
京都市教育功労者〔平成2年〕,京都府文化賞・功労賞〔平成11年〕

没年月日
平成22年 3月13日 (2010年)

家族
父=河村 北星(能楽師),兄=河村 道也(能楽師),弟=河村 隆司(能楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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