河津掛・蛙掛(読み)かわづがけ

精選版 日本国語大辞典 「河津掛・蛙掛」の意味・読み・例文・類語

かわづ‐がけ かはづ‥【河津掛・蛙掛】

〘名〙 相撲のきまり手の一つ片腕相手の首に巻き、それと同じ側の足を内掛けにからめて前にけりあげながら、自分から後ろへ反り、相手を倒す技。河津祐泰が俣野の五郎景久に勝った時の手にちなむ名との説もある。
※俳諧・小町踊(1665)ちらし「相撲場にわれや見ゆらん河津かけ〈好道〉」

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