河辺由里村(読み)かわなべゆりむら

日本歴史地名大系 「河辺由里村」の解説

河辺由里村
かわなべゆりむら

[現在地名]舞鶴市字河辺由里

河辺谷のほぼ中央、河辺川の右岸に位置する。観音かんのん寺への登り口である。

古代は志楽しらく(和名抄)中世には志楽庄河辺村の地と推測される。慶長検地郷村帳には高一三五・九三石「由里村」とみえ、村名に河辺が冠せられるのは江戸後期である。土目録に「河辺由里村」とあり、村高に変化はない。内訳は田方一二四石余、畑方一一石余。同書に記す諸運上のうちに渋柿一斗五升がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android