河辺由里村(読み)かわなべゆりむら

日本歴史地名大系 「河辺由里村」の解説

河辺由里村
かわなべゆりむら

[現在地名]舞鶴市字河辺由里

河辺谷のほぼ中央、河辺川の右岸に位置する。観音かんのん寺への登り口である。

古代は志楽しらく(和名抄)中世には志楽庄河辺村の地と推測される。慶長検地郷村帳には高一三五・九三石「由里村」とみえ、村名に河辺が冠せられるのは江戸後期である。土目録に「河辺由里村」とあり、村高に変化はない。内訳は田方一二四石余、畑方一一石余。同書に記す諸運上のうちに渋柿一斗五升がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 和名抄 氏神 観音

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む