日本歴史地名大系 「大浦地区」の解説 大浦地区おおうらちく 京都府:舞鶴市大浦地区舞鶴市のほぼ中央北部、舞鶴湾の東湾と西湾に挟まれた地域および舞鶴市の東北端大浦半島の地域を含む。大浦半島の地域は河辺(かわなべ)谷およびこれ以北の地で、大道(だいどう)山(約五五六メートル)・空(そら)山(約五五〇メートル)が並び、山がちである。河辺谷は大浦半島の基底部にあり、河辺川が深谷(ふかたに)川・河辺由里(かわなべゆり)川の水を集めて舞鶴湾に注ぐ。この谷の開発は古く、河辺川河口には古墳後期の干田(ひだ)古墳群(円墳一六基)があり、古代には志楽(しらく)郷、中世には志楽庄河辺村に含まれていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by