河野 貞子(読み)コウノ サダコ

20世紀日本人名事典 「河野 貞子」の解説

河野 貞子
コウノ サダコ

昭和期の料理研究家



生年
明治32(1899)年

没年
昭和59(1984)年2月12日

出生地
山口県田布施村

主な受賞名〔年〕
勲五等宝冠章〔昭和56年〕

経歴
大正8年から十数年にわたり商社勤務の夫とともに米国滞在、料理と家事を研究。帰国後、西洋料理知恵を日本料理に取り入れながら新しい家庭料理を育て、昭和58年秋入院するまでこの分野の現役最長老だった。テレビ番組でもファンは多い。著書に「おふくろの味」、半生の記である「家庭料理に愛をこめて」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android