河高村(読み)こうたかむら

日本歴史地名大系 「河高村」の解説

河高村
こうたかむら

[現在地名]滝野町河高

下滝野村の南、加古川中流右岸に位置する。文安二年(一四四五)九月二日の山名持豊妙見社領寄進状(日光院文書)によると、山名持豊は但馬妙見社(日光院、現八鹿町)に、「同河合河高村給加徴一分地頭職柏原右京亮跡」などを寄進している。これは文安元年の播磨三郡をめぐる赤松満政との合戦に勝利した持豊が、立願成就のため没落した赤松氏被官らの所領を寄進したものである。慶長国絵図には「かうたか村」と記される。正保二年(一六四五)から元禄一四年(一七〇一)まで赤穂藩領(寛政重修諸家譜・寛文朱印留)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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