滝野町
たきのちよう
面積:一九・七七平方キロ
加東郡の北西端に位置し、加古川の両岸にまたがる。古代は賀茂郡、中・近世には加東郡に属した。慶長五年(一六〇〇)姫路に入部した池田輝政領となるが、元和三年(一六一七)に池田氏が転封した後は領主の異動が激しかった。加古川舟運の関係で上滝野村・下滝野村・光明寺は幕末まで姫路藩領として続いたが、他の村は同年より幕府領、正保二年(一六四五)大半の村が赤穂藩領となり、穂積村に郡奉行所が設けられた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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