沸然(読み)ふつぜん

精選版 日本国語大辞典 「沸然」の意味・読み・例文・類語

ふつ‐ぜん【沸然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. ぐらぐらと沸き立つさま。
    1. [初出の実例]「彼の大釜の沸然(プツゼン)と、浪立つ中へ、身を踊らして飛び入れば」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初)
  3. 自然にわきあがるさま。
    1. [初出の実例]「ともかくこれは間崎の口にふつぜんと湧いた即興詩であった」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む