油を注ぐ(読み)アブラヲソソグ

デジタル大辞泉 「油を注ぐ」の意味・読み・例文・類語

あぶらそそ・ぐ

《火に油を注げば火勢が強くなることから》感情行動などをさらに勢いづかせる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油を注ぐ」の意味・読み・例文・類語

あぶら【油】 を 注(そそ)

火に油を注ぐと火勢がいっそう盛んになるように、人の感情や行動をさらにあおりたてる。
※世間知らず(1912)〈武者小路実篤〉二「自分は油を注がれないでもいい加減に興味をもってゐた所を油をそそがれて帰って来た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android