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武者小路実篤 むしゃのこうじ さねあつ

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美術人名辞典の解説

武者小路実篤

小説家・劇作家。東京生。華族武者小路実世の第八子、ドイツ大使公共の弟。志賀直哉らと「白樺」を創刊、白樺派の代表的作家として活躍する。一方、社会主義的立場から「新しき村」のユートピア運動を実践。戦後は同人誌「心」を創刊。著書に『お目出たき人』『友情』等。また美術への関心を深め、絵画にも力を入れ芸術院会員となる。文化勲章受章。昭和51年(1976)歿、90才。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

武者小路実篤

1885〜1976年。人道主義理想主義を掲げた白樺派の代表的な文学者。宮崎県の新しき村設立後、約7年で離村し、執筆活動に専念。その後も物心両面で村を支えた。毛呂山町の村は「財団法人新しき村」が運営。村内の「武者小路実篤記念新しき村美術館」には、実篤の書や絵画がある。

(2008-03-22 朝日新聞 朝刊 埼玉全県 2地方)

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デジタル大辞泉の解説

むしゃのこうじ‐さねあつ〔ムシヤのこうぢ‐〕【武者小路実篤】

[1885~1976]小説家・劇作家。東京の生まれ。トルストイに傾倒し、志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊。のち人道主義の実践場として「新しき村」を建設。文化勲章受章。小説「お目出たき人」「幸福者」「友情」「真理先生」、戯曲「人間万歳」など。

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百科事典マイペディアの解説

武者小路実篤【むしゃのこうじさねあつ】

小説家,画家。東京生れ。東大哲学科社会学専修中退。青年時代トルストイに心酔。1910年志賀直哉らと雑誌《白樺》(白樺派)を創刊,自己主義を主張して小説《おめでたき人》,戯曲《わしも知らない》などを書いた。
→関連項目千家元麿

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

武者小路実篤 むしゃのこうじ-さねあつ

1885-1976 明治-昭和時代の小説家。
明治18年5月12日生まれ。武者小路実世(さねよ)の4男。明治43年志賀直哉(なおや)らと「白樺(しらかば)」を創刊。大正7年理想主義の実践として,宮崎県に「新しき村」をひらく。小説,戯曲のほか,詩,画業にも活躍した。昭和12年芸術院会員,26年文化勲章。昭和51年4月9日死去。90歳。東京出身。東京帝大中退。作品に小説「友情」「真理先生」,戯曲「人間万歳」など。
【格言など】この道より我を生かす道なし,この道を歩く

出典|講談社
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江戸・東京人物辞典の解説

武者小路実篤

1885〜1976(明治18年〜昭和51年)【小説家・詩人】「白樺派」を代表する作家。 宮崎の「新しき村」で人道主義を実践。明治〜昭和期の小説家・劇作家・詩人。東京都出身。子爵の家柄に生まれる。学習院時代にトルストイや聖書に傾倒した。作家活動専念のため東大を中退、文学研究会「十四日会」を結成。1910年(明治43)志賀直哉らと「白樺」創刊、トルストイの禁欲主義を離れて自我肯定の文学を展開。1918年(大正7)人道主義の立場から「新しき村」を宮崎県に創始。小説・詩・絵画と多方面に活躍した。主な作品に「お目出たき人」「友情」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

むしゃのこうじさねあつ【武者小路実篤】

1885‐1976(明治18‐昭和51)
作家,画家,思想家。別号は無車。子爵武者小路家の末子として東京に生まれた。公卿華族の家に末子として生まれたが,父の若死もあって権勢には遠い家庭に育った。学習院から東大哲学科社会学専修に進学したが,1年で中退。1910年,学習院同窓の有島武郎,志賀直哉らと文学同人雑誌白樺》を創刊,みずから〈雑感〉とよぶ独創的な感想文を精力的に発表して,同誌の代表的存在になった。この間,11年には自伝的作品《お目出たき人》を公刊し,《その妹》(1915),《或る青年の夢》(1916)などの戯曲を《白樺》に発表した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

むしゃのこうじさねあつ【武者小路実篤】

1885~1976) 小説家。東京生まれ。東大中退。1910年(明治43)「白樺」を創刊し、大胆な個人主義を主張。のち調和的社会の実現を目指して「新しき村」を興す。独特な口語文体で、個人や人間生命を賛美した。小説「お目出たき人」「真理先生」「友情」など。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

武者小路実篤
むしゃのこうじさねあつ

[生]1885.5.12. 東京
[没]1976.4.9. 東京
小説家,劇作家。旧華族の家に生れ,1906年東京大学社会学科に入学したが翌年中退。志賀直哉,正親町 (おおぎまち) 公和,木下利玄らと回覧誌『望野』を創刊し (1908) ,2年後『白樺』に発展させ,自己愛と自我尊重という『白樺』派の思想的指導者となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の武者小路実篤の言及

【新しき村】より

…白樺派の文学者武者小路実篤が提唱した生活共同体の村。1918年宮崎県児湯郡木城村に建設したが,その後,ダム工事で農地の大半が水没することになったため,39年埼玉県入間郡毛呂山町に〈東の村〉を建設した。…

【お目出たき人】より

武者小路実篤の中編小説。1911年(明治44)洛陽堂刊。…

【その妹】より

武者小路実篤の戯曲,5幕。1915年(大正4)《白樺》に発表。…

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