油単包(読み)ゆたんづつみ

精選版 日本国語大辞典 「油単包」の意味・読み・例文・類語

ゆたん‐づつみ【油単包】

  1. 〘 名詞 〙 油単で包んだもの。多く旅人が旅行用品などを入れて携行したものをさす。油単。
    1. [初出の実例]「法師草臥をたすけられよろこび限りなく、心静に油単包(ユタンツツミ)をあらためかたにかけ」(出典浮世草子本朝二十不孝(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む