油引き(読み)アブラヒキ

デジタル大辞泉 「油引き」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐ひき【油引き】

油を塗ること。また、その刷毛はけ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油引き」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐ひき【油引】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あぶらびき」とも )
  2. 油を物に塗ること。また、油の塗ってあるもの。
    1. [初出の実例]「丸てうちんは〈略〉張おろしと油ひき二品あり」(出典:万金産業袋(1732)一)
  3. 油を塗るための刷毛(はけ)
  4. あぶらひさぎ(油販)色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「油引き」の解説

あぶらひき【油引き】

鉄板に油を塗る器具。たこ糸を束ねたものを金具にはめ込んだ刷毛(はけ)。均等に油を引くことができる。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android