油筒(読み)あぶらづつ

精選版 日本国語大辞典 「油筒」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐づつ【油筒】

  1. 〘 名詞 〙 油を入れる筒。近世には、婚礼用具の一つとして用い、上下金物をつけ、横に金物の輪を打ち、紅の緒などをつけた。
    1. [初出の実例]「あふらつつ一〈九合、代は一度申て候也〉」(出典:山科家礼記‐長祿元年(1457)一二月二二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む