油紙へ火の付いたよう(読み)あぶらがみへひのついたよう

精選版 日本国語大辞典 「油紙へ火の付いたよう」の意味・読み・例文・類語

あぶらがみ【油紙】 へ 火(ひ)の付(つ)いたよう

油紙に火がつくと、ぺらぺら燃えるところから、ものをよくしゃべるさまのたとえ。油に火の付いたよう。
※歌舞伎・梅雨小袖昔八丈(髪結新三)(1873)序幕「柄(え)のねえ所へ柄をすげて油(アブラ)っ紙(カミ)へ火(ヒ)がつくやうにべらべら御託をぬかしゃアがりゃア」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android