油苆(読み)アブラズサ

デジタル大辞泉 「油苆」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐ずさ【油×苆】

漆喰しっくいに混ぜる、菜種油のしぼり袋の廃物をほぐして作ったすさ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油苆」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐すさ【油苆】

〘名〙 菜種油を絞る時に用いた麻袋廃品を材に製した苆(すさ)油分を含むので防水効果をもつ。屋根、壁などの漆喰(しっくい)使用。〔日本建築辞彙(1906)〕

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