沿岸貿易(読み)エンガンボウエキ

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精選版 日本国語大辞典 「沿岸貿易」の意味・読み・例文・類語

えんがん‐ぼうえき【沿岸貿易】

  1. 〘 名詞 〙 公海に出ることなく一つの国の海岸線に沿った諸港間を航海して行なわれる貿易。国際法上、原則としてその国の船舶にのみ許されている。沿海貿易。〔英和商業新辞彙(1904)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「沿岸貿易」の意味・わかりやすい解説

沿岸貿易
えんがんぼうえき

「カボタージュ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の沿岸貿易の言及

【カボタージュ】より

…沿岸貿易あるいは沿岸運輸ともいう。カボタージュは,もともと一国内の同一沿岸に属する港間の航行および取引を意味した。…

【東西貿易】より

… ソ連の極東部,東シベリアは,日本に近いので交易機会は多いはずである。このためソ連側は1964年に全ソ輸出入事務所を創設し,〈沿岸貿易〉(極東部ソ連と日本海沿岸日本諸都市間の貿易)を開始し,多様な消費財の貿易を行ってきた。ただし規模は小さく,1966年に往復1000万ドル,70年代末でも約6000万ドル程度である(1979年の日ソ貿易は往復約44億ドル)。…

※「沿岸貿易」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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