船便(読み)フナビン

デジタル大辞泉 「船便」の意味・読み・例文・類語

ふな‐びん【船便】

旅行輸送に船を利用できること。船の便宜。「その島には一日三往復の船便がある」
船で荷物書簡などを送ること。また、その荷物・書簡。「本を船便で出す」「船便が届く」

せん‐びん【船便】

ふなびん」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「船便」の意味・読み・例文・類語

ふな‐だより【船便】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船の便宜。ふねのついで。ふなびん。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「大坂への船便(フナタヨリ)も廻り遠く」(出典浮世草子好色一代男(1682)七)
  3. 船に託するたより。船で送るたより。また、船からのたより。

ふな‐びん【船便】

  1. 〘 名詞 〙 船の便宜。便船。また、人や物を運ぶため運航している船。船で荷物を送ることや、その荷物をもいう。船便宜。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「ミコノスへ行く船便を調べてもらった」(出典:アポロンの島(1957)〈小川国夫〉)

せん‐びん【船便】

  1. 〘 名詞 〙 船による、通信、旅行、輸送などの交通連絡の便宜。ふなびん。〔運歩色葉(1548)〕

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