泉竜寺遺跡(読み)せんりゆうじいせき

日本歴史地名大系 「泉竜寺遺跡」の解説

泉竜寺遺跡
せんりゆうじいせき

[現在地名]中里村田沢 坂之上

当間あてま山北西山麓扇状地の裾野、標高三五〇メートルの坂之上さかのうえにある。遺跡地は緩傾斜する畑地で、段丘崖下に泉竜寺集落、国道一一七号が通る。昭和三四年(一九五九)の発掘調査によって少量の土器石器出土。土器は縄文前期後葉の繊維混入土器で、関東地方の黒浜式に比定されるもの、大型爪形文をモチーフとする北白川式土器に比定されるものなどで、泉竜寺式土器として編年された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 踏石 平石 南端

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む