日本歴史地名大系 「泉竜寺遺跡」の解説 泉竜寺遺跡せんりゆうじいせき 新潟県:中魚沼郡中里村田沢村泉竜寺遺跡[現在地名]中里村田沢 坂之上当間(あてま)山北西山麓扇状地の裾野、標高三五〇メートルの坂之上(さかのうえ)にある。遺跡地は緩傾斜する畑地で、段丘崖下に泉竜寺集落、国道一一七号が通る。昭和三四年(一九五九)の発掘調査によって少量の土器・石器が出土。土器は縄文前期後葉の繊維混入土器で、関東地方の黒浜式に比定されるもの、大型爪形文をモチーフとする北白川式土器に比定されるものなどで、泉竜寺式土器として編年された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by