踏石(読み)フミイシ

精選版 日本国語大辞典 「踏石」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐いし【踏石】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 玄関の沓脱(くつぬぎ)や上がり口に置いて履物などをのせるための石。沓脱石。
    1. [初出の実例]「踏石(フミイシ)の上なる引下駄を枕に凝えて」(出典浮世草子・好色一代男(1682)七)
  3. 庭、路地などに一定の間隔に敷いてある石。飛び石。
    1. [初出の実例]「踏石に雨のはらりとゆりの花〈取貝〉」(出典:俳諧・青筵(1700)上)

ほむし【踏石】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「ほむ(踏)」の連体形に「石」のついた「ほむいし」の変化した語 ) 誓(うけい)のため踏む石。
    1. [初出の実例]「故其の石を踏石(ホムシ)と号く」(出典:日本書紀(720)景行一二年一〇月(熱田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む