法相の文書撤回問題

共同通信ニュース用語解説 「法相の文書撤回問題」の解説

法相の文書撤回問題

共謀罪」の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会審議在り方を巡り、法務省が2月6日に報道機関に発表した文書を、金田勝年法相が翌7日に撤回した問題。文書は/(1)/改正案は国会提出後に所管の法務委員会で議論すべきだ/(2)/質問通告は大まかな項目では不十分だ―などと予算委員会での審議を回避する内容。野党が「質問封じ」と批判し、金田氏は自身が文書の作成、配布を指示したと認めて謝罪した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android