精選版 日本国語大辞典 「波が立つ」の意味・読み・例文・類語 なみ【波】 が 立(た)つ ① =なみだつ(波立)①[初出の実例]「かづしかの真間の浦みを漕ぐ船の船人さわく奈美多都(ナミタツ)らしも」(出典:万葉集(8C後)一四・三三四九)② =なみだつ(波立)②[初出の実例]「みそぎする河のせみればから衣日も夕暮に浪ぞ立ちける〈紀貫之〉」(出典:新古今和歌集(1205)夏・二八四)③ =なみだつ(波立)③[初出の実例]「波のたつ心の水を鎮めつつ咲かん蓮を今は待つ哉」(出典:山家集(12C後)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例