波着寺門前(読み)はちやくじもんぜん

日本歴史地名大系 「波着寺門前」の解説

波着寺門前
はちやくじもんぜん

[現在地名]金沢市石引いしびき二丁目

真言宗波着寺の門前地。元禄六年(一六九三)には波着寺門前に藩士多島忠太夫・寺村与三右衛門の屋敷地があった(侍帳)。文政六年(一八二三)の町奉行より出候町名に門前地分として波着寺門前がみられる。幕末には地子町として存在(「金沢町名尽」金沢市立図書館蔵)。波着寺は開祖空照が白山神社を再興したことにより山号を白山と号した(金沢古蹟志)。明治四年(一八七一)波着寺門前のうち大部分の一四〇軒が白山しらやま町と改称、残り二四軒は上石引町に合併(「御布告留帳」加賀藩史料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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