波臣(読み)はしん

精選版 日本国語大辞典 「波臣」の意味・読み・例文・類語

は‐しん【波臣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 水中世界にも君臣関係があると考えられていたところから ) 水をつかさどる役。おもに魚類をいう。また、のちに、水死した者をいうようになった。
    1. [初出の実例]「波臣自謁垂竿処、国老相知種薬時」(出典菅家文草(900頃)二・園池晩眺)
    2. [その他の文献]〔荘子‐外物〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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