泣顔(読み)ナキガオ

デジタル大辞泉 「泣顔」の意味・読み・例文・類語

なき‐がお〔‐がほ〕【泣(き)顔】

泣いている顔。また、泣き出しそうな顔つき。泣きつら。「泣き顔で謝る」
[類語]泣き面べそ泣きべそ吠え面

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「泣顔」の意味・読み・例文・類語

なき‐がお‥がほ【泣顔】

  1. 〘 名詞 〙 泣いている顔。また、いまにも泣きだしそうな顔つき。泣きつら。泣きっつら。
    1. [初出の実例]「なきがほ作り、けしき異になせど、いとかひなし」(出典:枕草子(10C終)二一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android