泥仏(読み)でいぶつ

精選版 日本国語大辞典 「泥仏」の意味・読み・例文・類語

でい‐ぶつ【泥仏】

〘名〙 金箔をはった仏像
正法眼蔵(1231‐53)仏向上事「不具六根なるがゆゑに、爐鞴裏を透過して金仏となれり、大海裏を透過して泥仏となれり」 〔蘇軾‐次韻孔毅甫久旱已而甚雨之一〕

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