泥団(読み)デイダン

デジタル大辞泉 「泥団」の意味・読み・例文・類語

でい‐だん【泥団】

どろのかたまり。なんの役にもたたないもの、無意味なもののたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「泥団」の意味・読み・例文・類語

でい‐だん【泥団】

  1. 〘 名詞 〙
  2. どろのかたまり。
    1. [初出の実例]「塼を泥団なりとかろしめば、人も泥団なりとかろからん」(出典:正法眼蔵(1231‐53)古鏡)
  3. 仏教で、俗人肉体をどろにたとえたもの。
    1. [初出の実例]「自在に泥団を放下して、破笠裏に無限の青嵐を盛る」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む