出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…このように,生物体としての体はほぼ〈個体〉に対応した多分に便宜的な概念で,その内容は多様であるうえ明確には規定しえない場合が少なくない。 狭義の体は身体,肉体ともいい,一般には頭の先から足やしっぽの先まで外皮に包まれた全体をさすが,ときには四肢を除いた体幹のみをいうこともある。その外皮は〈体〉の内部環境を外部環境から画し,内部環境はホメオスタシスによって恒常性を維持されている。…
…空大は物質の存在する場所を要素として数えたものである。人間の身体も四大または五大より成っているので,肉体のことを四大とも五大ともいう。また密教では認識作用の〈識大(しきだい)〉を加えて〈六大〉とし,一切万有・全宇宙の構成要素とする。…
…meatが14世紀末ころからしだいに鳥獣の肉や食肉の意味に限られてきたのは,肉食を常とするイギリス人の食習慣の結果である。fleshは今日の〈肉〉が意味するものとほぼ同じで,後述する精神や心と対立する肉体や肉欲のような観念まで包含している。 万物を支持する土が身体の支持組織である肉に化したとみる五行思想は,1万8000年生きた盤古が死んで肉が土になり,女媧(じよか)が土から人間をつくったとする古代中国神話と通じている。…
※「肉体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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