泥棒を捕えて縄を綯う(読み)どろぼうをとらえてなわをなう

精選版 日本国語大辞典 「泥棒を捕えて縄を綯う」の意味・読み・例文・類語

どろぼう【泥棒】 を=捕(とら)えて[=見(み)て]縄(なわ)を綯(な)

  1. ことが起きてしまってから、あわてて対処方法を考えることのたとえ。盗人を見て縄をなう。
    1. [初出の実例]「泥棒を見つけて縄を綯うよりもちっとじれってへよウと申次第なり」(出典:黄表紙・金々先生造化夢(1794))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む