岩石学辞典 「注入変成作用」の解説 注入変成作用 貫入岩体の周辺で,板状または縞状の岩脈により岩石が変成する作用.アルカリ交代作用的な変成作用で,貫入花崗岩体の周辺の広域変成作用と推定される.この結果,ミグマタイト質片麻岩に達するような系列の地帯が形成される[Michel-Levy : 1888, Van Hise : 1896].浸透変成作用(impregnation metamorphism)[Becke : 1893]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報