注連指村
しめさすむら
[現在地名]度会町注連指
標高六四二メートルの榊ヶ岳から北流する宮川の支流注連指川中流域にある。上流から蕨広・奥出・中之郷・下りの集落からなる。中之郷は川の開析谷で河岸段丘上の最も広い地にあり、中心集落である。文禄検地帳(徳川林政史蔵)では「注連指郷」と記す。慶安郷帳(明大刑博蔵)では村高四四四石余のうち田方三〇六石・畑方一三八石余。明治二年(一八六九)の大指出帳(徳川林政史蔵)によれば家数四九、人数一九八。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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