洗堰(読み)あらいぜき

精選版 日本国語大辞典 「洗堰」の意味・読み・例文・類語

あらい‐ぜき あらひ‥【洗堰】

〘名〙 水流を横切って、川幅いっぱいに石を詰めて造る堰。川の流れを変え、または水位水量を調節する目的のものと、灌漑給水の取入れ口に構築するものとがあった。
県令須知(1752頃か)三「石川の洗堰に六七八尺の杭木を一尺間程宛乱に打、石を詰堅めて洗堰したるは何れよりもよく保もつなり」

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