洗浄瓶(読み)センジョウビン(その他表記)washing bottle

日本大百科全書(ニッポニカ) 「洗浄瓶」の意味・わかりやすい解説

洗浄瓶
せんじょうびん
washing bottle

洗瓶ともいう。化学実験器具一つで、蒸留水その他の洗液を沈殿あるいは器壁に吹き付けるために使われるが、一般に液体を注ぐのにも利用される。平底フラスコ、ガラス管を組み合わせて実験者が自作することが多かったが、吹き口に直接口を触れたり、破損しやすいなどの欠点があり、現在ではポリエチレン製の手押し式量産品が広く使われている。それにも熱洗液が使えない欠点がある。

[岩本振武]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む