精選版 日本国語大辞典 「洗浚」の意味・読み・例文・類語
あらい‐ざらいあらひざらひ【洗浚】
- 〘 副詞 〙 ( 「あらいざらえ」とも ) 何から何まで全部。すべて残らずに。ことごとく。ありったけ。
- [初出の実例]「内幕あらいざらいぶちまけて」(出典:洒落本・神代椙𥄢論(1780))
- 「家の物を洗ひざらひ持出して質に置き、水街道の方で遊んで」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉三九)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...