津峯(読み)つのみね

日本大百科全書(ニッポニカ) 「津峯」の意味・わかりやすい解説

津峯
つのみね

徳島県東部、阿南(あなん)市にある山。標高284メートル。頂上には津峯神社があり、徳島市の中津峰山(773メートル)、小松島市の日峰(ひのみね)(芝山ともいう)とともに阿波三峰(あわさんぽう)とよばれる。津峯スカイラインが通じ、山頂からの橘(たちばな)湾の眺望に優れる。二等三角点のある陣ヶ丸は、長宗我部(ちょうそがべ)氏の阿波侵攻の際の陣屋跡といわれる。

[高木秀樹]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android